★ファーム笹山台風被害と復旧 |
[ファーム笹山のビニールハウス]
・百目木水田地帯の野菜栽培ハウス事務所周辺に46棟、自宅兼会社事務所周辺に14棟あります。
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[所在地]
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■ソーラーハウスの被害
[場所]
・野菜栽培ハウス事務所の南東側にあります。
・なお、ソーラーハウス、ビニールハウスの番号などは、説明用の略称であり、会社内での呼称とは異なります。
[ソーラーハウス被害前の写真]
・東南側から撮影
・ソーラーハウスは、ハウス全体を大きく、断熱をよくして、太陽熱を効率よく取り入れるハウス。
・切妻屋根が6棟つながって見えるが、室内は一体で、広い空間です。
・主にほうれん草、小松菜を栽培。
・ファーム笹山のビニールハウス60棟の内、一番大きなハウスです。 |
●被害状況
・ファーム笹山の60棟のハウスの中では、一番大きな大型ビニール温室であり、ビニールの覆い、遮光ネット、鉄骨の曲げなど、被害規模も大きく、当社最大の被害となりました。
[東南側から撮影]
・台風は東風が強く、東側の屋根、周りのビニールの覆い、遮光ネットなどが大被害。
・ハウス全体を支える鉄骨は、頑丈であり、被害は軽微。
・中の細い鉄骨は、ビニール、遮光ネットの破損とともに被害あり。
・高所作業で、修理部材も大きく、重量物であり、農業用温室ハウス専門業者へ修理を依頼した。
[西南側から撮影]
・西南側も被害。
[ハウスの中の被害]
・屋根、周りのビニール、遮光ネットが大破損。
・内部の細い鉄骨も曲るなどの被害。
[復旧計画]
・必要部材の手当、業者の修理順番待ちで、2021年3月までには、全面復旧を予定した。 |
■ソーラーハウス
・ソーラーハウス本体は、本体鉄骨周りの鉄骨は、被害がほぼなかった。
・被害が大きかった、ビニールの剥がれ、内部の遮光設備、給水設備などを、補修した。
■補修内容
・屋根、周りのビニール交換
・遮光ネットの交換
・曲がった鉄骨の交換
・給水設備の補修など
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■ソーラーハウスの復旧
・ソーラーハウスは、倒壊はしないものの、内部の鉄骨の曲げ、外部のビニールの剥がれなど、被害も大きく、修理箇所は高所作業で、交換部材なども、大きく重く、重機器の使用と、専門業者でないと補修できないため、専門業者に修復を依頼したが、千葉県の台風被害は大きく、特に農業ハウスの倒壊被害も、膨大であり、当ソーラーハウスの修復着手も遅れた、しかしながら、ソーラーハウスの構造物の被害は小さく、栽培環境は、十分でないものの、ホウレンソウ、小松菜を栽培しながら、修理することが出来た。
■復旧後のソーラーハウス
ソーラーハウス:南東から
曲がった鉄骨補修、屋根、外周りのビニールを交換した。
ソーラーハウス:北東から
ソーラーハウス:北西から
ソーラーハウス:内部
内部の鉄組、給水設備などを修復した。
ソーラーハウス:内部
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[ビニールハウス]
[場所]
・水田地帯の中に位置している。
・野菜栽培事務所の南側に9棟、北側に36棟あり。
[野菜事務所の南側]
[野菜事務所の北側]
[被害前の写真]
・ビニールハウスM06そばの道路から北側を撮影
・ビニールハウスN09東側から、北側を撮影
・ビニールハウスは、鋼管のパイプを屋根と柱に使い、農業用ポリ塩化ビニルフィルム外壁を被覆した農業用のハウスです。
・主にホウレンソウ、小松菜を栽培しています。
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●被害と復旧状況
・ほぼ倒壊したビニールハウスは、L09、M06、M16,M26、N08、N09、N18、N19の8棟。
・倒壊したのは、強い東風を受けた東端のハウスが多い。
・西端も回り込んだ風、吹き返しか被害も大きい。
[ほぼ倒壊したハウス]
・撤去し再築待ちの状況。
・ビニールハウスL09の跡地
・ビニールハウスM06,M16,26の跡地
・N08、N09、N18、N19の跡地
・N01もほぼ倒壊したため、再築予定。
・倒壊したビニールハウスの、鋼管のパイプ、ビニールなどで、使えるものは、他の破損したビニールハウスに転用と、転用のために保管中。
[大幅補修が必要なビニールハウス]
・風圧で、アーチパイプ、サイドパイプなど、骨組みが大きく変形したビニールハウスは、ビニールシート、遮光シートの張り替えなども十分できず、温度、光量コントロールに支障があるのと、ハウス内での耕運機などの機械作業もできないため、野菜栽培を中止。
・専門業者による修繕が必要なため、材料手当待ち、業者の順番待ちの状況。
・アーチパイプが風圧で曲がったビニールハウス
・入り口ドアなどの変形も多い。
[骨組みの被害が軽微で、ビニール、遮光ネットが被害のビニールハウス]
・軽微の場合は、倒壊ハウスの廃材などで補修しながら、野菜を栽培中。
・強風による、ビニール、遮光ネットの破損も激しかったものの、骨組みの破損が軽微な場合は、倒壊したビニールハウスの材料を再利用などで、補修している。
[その他の被害]
・防蛾灯、給水設備、従業員用お手洗い、冷凍庫なども、被害を受けた。
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■ビニールハウスの復旧
・倒壊したビニールハウスは、同じ場所に新築した。
・倒壊以外のハウスも、半倒壊を含め、多かれ少なかれ、全棟被害を修復した。
・倒壊、新築ビニールハウス8棟
L09
M06、M16,M26
N08、N09、N18、N19
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■復旧後のビニールハウス
・ビニールハウスは、アーチパイプが風圧で曲がるなど、ほぼ全棟多かれ少なかれ、被害を受けたため、倒壊したビニールハウスの再利用、新しい資材を購入するなどで修理。
・修理、新築後のビニールハウスの内部
・修理後のビニールハウスの外部
ビニールハウスなども、利用できるものは、転用した。
■倒壊したビニールハウスは、撤去後、再築した。 倒壊後、新築
新築:手前N09、向こうN19
倒壊後、新築
新築:右手前M06、右中M16、右向こう(M26
西方向からの外観
左から、M01、M11、M21
倒壊後、新築
新築:手前L09
西方向からの外観
手前は、L01
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[自社屋敷内のビニールハウス]
・自社周辺には、14棟のビニールハウスがある。
・主に、ほうれん草、小松菜の栽培をしている。
・早春に植え付けのジャガイモの芽だし、田植え用の籾の芽出しになどにも使用。
・ハウス群の周りは、西側小櫃川に向かって、なだらかな下り傾斜地で、北、西側に竹藪、東側は集落、南側に畑。
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[自社屋敷内のビニールハウスの被害]
・自社周辺のビニールハウス14棟の内、5棟が倒壊。
・残り9棟も、骨組み鉄骨、ドア破損、ビニール、遮光ネットの被害。
[倒壊したビニールハウス]
・ビニールハウスS03、S04の跡地
・ビニールハウスS01の跡地
・ビニールハウスS11の跡地
・ビニールハウスS14の再築状態
・ビニールハウスS20の再築状態
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[自社屋敷内のビニールハウス]
・ビニールハウスの倒壊、新築
S01、S03、S04
S11、S14、S20
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[自社屋敷内のビニールハウスの復旧]
最左1棟と、右2棟は倒壊後、新築
左から2番目の棟は補修
左から、S01、S02(補修)、S03、S04
左から、S19〜S11で、S14とS11は、倒壊後新築
S20(新築)は、S19の向こう(見られない)
左からS11〜S20
S11、S14、S20は、倒壊後、新築
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[補修、建て替え後の全景]
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[補修、建て替え後の全景]
・百目木水田地帯
ファーム笹山 野菜栽培ハウス事務所地区全景
ソーラーハウスの南側から
左ビニールハウス9棟、右はソーラーハウス
野菜栽培ハウス事務所周辺46棟
北側から野菜栽培ハウス事務所周辺46棟
野菜栽培ハウス事務所周辺46棟全景
・ファーム笹山の、野菜栽培ハウスは、袖ケ浦市にあり、木更津市との境界近く。
・ここら辺は、海抜20m程度の平地が広がっている。
・写真の上部方向は、南側で、5km先には木更津市のアカデミアパーク周辺の、100〜120m級の山々。
・上部左向こう15km先は、鹿野山の350m級前後の山々が見られます。 |